腰痛改善は骨盤後傾に!!
和気さんに弟子入りした僕はまず骨盤後傾にするという自分にとっては超難問に取り掛かることになりました。今まで自分にとっての腹筋は「上半身を起こすこと」にしか使ったことがなく。骨盤を後傾、丸める感覚が掴めませんでした。
自分自身の感覚ではどうしても力みが出てしまいます。とにかく自分の感覚を捨てて和気さんの言うイメージを体になじませることを徹底しました。
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腹直筋を使うと固くなるから
お腹を薄くするように~
お腹と背中をくっつけるように~
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正解は難しいけど
なんとなくは分かってきた!
ただ体を動かせば変化がある。ただ「スクワット」や「プランク」などのメニューをこなすのではなく、自分自身の一挙手一投足全てを変えていく必要があると感じました。
そこで僕は筋肉を育てる作業をストップして体の感覚を磨くことに全てを捧げました。そこで自分の体の一番の問題に気が付きました。それは高校時代に自らが鍛え上げた、渾身の太ももでした。
65cmを超える太もも!これが邪魔!!
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ラグビーするなら太もも太い方が
強いしカッコイイんだよ!
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なるほど!
太もも太ければ強くなれるんですね!
高校1年生のころ、純粋無垢な僕は先輩の言う言葉を鵜吞みにして太ももをガンガン鍛えました。
すると、何ということでしょう。もともと反り腰の匠である僕の太ももはあっという間に60cmを超えてしまいました。
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おかしい…
太ももパンパンになったけど
走れないし、腰痛も悪化してる…
このように自分の太ももの異変には高校時代からうっすらと感じていましたが、年を重ねて気付いたのは
「何をしても太ももに力が入る」
という事実でした。そして太ももの緊張感は骨盤を動かすことを拒否します。太ももに力が入ると強制的に骨盤は前傾、反り腰になってしまうのです。
骨盤の後傾を作るために毎日必死で太もものストレッチを行いました。するとストレッチをかけた後は骨盤が少し動きやすくなるのです!
この辺りから自分の体が少しずつ変化していきました。
脱・力みが連動作りに!
今まで自分の体が悪いのは「何かが足りない、何かが弱い」ことが原因だと考えていました。
太ももをパンパンに張らせた状態のままに腹筋をしてみたりお尻に力を入れようとしていました。
しかしそれでは全く効果を感じることはありませんでした。むしろ腹筋をしたらいつも以上に腰が痛くなることもありました。
筋力を上げることや筋肉量を増やすことはパフォーマンスを上げたり、見た目を良くするためには大切です。しかし全身の連動を高めるためには筋肉へ負荷をかけることよりも「体の感覚を磨く」事が何よりも大切です。
もし、腰痛などの体の痛みや違和感がある方は自分の体の力みはどこにあるかを探してみてください。必ず体の改善のヒントになるはずです!
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